幻想の横断は、去勢を超えることに関わっており、神経症を超えるユートピア的な契機を持っている。すなわち去勢された主体は、他者の欲望を主体化していない主体であり、他者へと症状として従属することによって苦しめられ続け、しかしそこから二次的利得を…
主体は単にひとつの潜在性、満たされるのを待っているだけの象徴的なもののなかの単なる仮の代理としてではもはやなく欲望する主体として到来する。分離は、そのなかで主体がいまだ仮の代理にすぎない他者から、主体を放逐することになるのである。このこと…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。